カテゴリー「食」の記事

2009年1月 2日 (金)

喜べない新年2009の行方

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実家の私の部屋から初日の出を見ました。

地球をとりかこむ同じ大きな空の下で、
パレスチナのこどもたちは無事なのだろうか...

『みざる、きかざる、いわざる』 から飛び出して、
誇れる世界をこどもたちに残したいものです。

JIM-NETの佐藤氏より届いたお便りから以下転載します。

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イスラエルは40年あまりに渡ってガザ占領を続けた挙げ句、 ハマース政権の成立以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生な水も電気もない劣悪な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。
150万人がひしめき、どこにも出口がないたった360平方キロ の土地で、寒さと飢えに苦しみ、窮乏してゆく生活に疲れ切った人々の上に、いま爆弾が落とされ続けています。

イスラエルは、ハマースによる100発あまりのロケット弾に対 する報復を口実としています。
しかし、その多くは空き地などに落下し負傷者もほとんど出ないものであり、2月の総選挙を前にした政治的パ フォーマンスであるのは明らかです。
米国の政権移行期のタイミングを狙い,周到に準備を尽くした確信犯的攻撃は、いかなる意味においても認められるものではありません。

しかし米国もイギリスも、ハマース政権の存在を理由に、イスラエルの行動に対し一定の「理解」を示しています。
国連安保理も、米国の抵抗のために公式の非難声明を出せていません。パレスチナのアッバース大統領で
さえ、イスラエルに抗議をしつつ、今回の事態をハマース政権非難のために利用しています。
もはや「対テロ戦争」の言辞を都合良く利用し、民衆の生命よりも自らの権力維持に心を砕く政治指導者たちには何の期待も出来ません。

私たちがすぐに事態を変えられるわけではありません。
しかし抗議行動を呼びかけ、広め、より多くの人々の関心を喚起し、イスラエルの暴挙を黙って見逃すことはしないのだ、ということを示しましょう。
中東各地で抗議行動が起きています。
ロンドンなど欧州の都市や、イスラエル国内でも抗議のデモが始まっています。
29日現在、大阪ではイスラエ ル領事館に対する申し入れ行動が行われています。
規模は小さくとも、各地で抗議のうねりを作り出すことが必要です。


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2008年10月29日 (水)

新米ー31年間の結実

娘の通う中学校では、毎年2年生が秋田の田沢湖近くの農家の方々にお世話になっています。
秋田学習旅行は、毎年行われる全生徒での館山遠泳合宿より楽しかったという生徒がいるほど、子ども達にとっては忘れられない思い出だそうで、後々個別に秋田の「とーさん」「かーさん」を訪ねる子ども達もいるほどです。

子ども達は米づくりから様々なことを学び、また農家の方々も総合学習に関わる事で新たなエネルギーを得ていると言ってくださっています。
そんな28軒の農家さんたちが産直グループをつくりました。
エコファーマーの研修を受け、減農薬をさらに進め、有機肥料や天日干しも取り入れたりしています。
産直、精米したて、送料込みで5kg3,000円前後。学校のエアコン交換還元費用も含まれています。
私達は、おいしくて安全なお米を適正価格で購入でき、子どもの通う学校にも貢献できます。

昨年度の稲作農家の自給は179円だそうです。
農家も出稼ぎなどしなくても普通に家族旅行もできるくらいでないと、私達は『食』を失ってしまうでしょう。
安心や安全を求めるなら、国内自給率を高めるほかないと思います。

お米と一緒に生産者の方からのお手紙が入っていました。
「つながっている」「作っている人が見える」ということは、とてもほっとします。

普段から生活クラブのお米をとっているので、お米が美味しくなかった事などありませんけど、秋田のお米は冷えたおむすびもとっても美味しいです。

減反なんかしないで、資料や米粉の利用を高めて、米づくりと環境をまもりたいものです。

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玄米にお味噌汁、お豆腐に焼き物、煮物、和え物、
自家製梅干し&漬け物で、十分幸せ。。。

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2008年10月11日 (土)

『いのち』をいただくということ

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先日、平田牧場と生活クラブの「食」の取り組みについて書きました。
安全で安心でしかもおいしい「食」をつくりだす日々の努力に感心すると同時に、人間の欲求のすごさも実感しました。
1才を迎える事無く食肉となる豚さんたち。
それはきっとおいしく食べるためと飼育コストとの兼ね合いで決まるのでしょう。
人間が食べるから、大事に育てられている現実。
それは、自然ということからは隔たりがあると思います。
ナチュラリストとして、ベジタリアンを選択する人々の主張はそこにあるんでしょうね。

今世界では、日々の食事にも困っている人がいる。
親だったら、子どもにおなかいっぱい食べさせたいと思う。
でもそれさえ十分できない人がいて、
日本の食卓なんか見たら、どんなにうらやましいと思うかしれない。
一頭の豚にかかる食物で飢えなくてすむ人がいることも現実。

我が家では一時、私のそんな想いもあって、
お肉はハレの日だけにしよう...
たとえば、何かいいことがあった日とかに...
なんていう提案もし、実行もしてみたんですけど、
お肉大好きな娘に結局は負けてしまいました。。。
生活クラブのお肉がおいしいから...でもありますけど。

でも週に1回、豚か鶏を1パックだけは続けていこうと思います。
生産者としては、たくさん買ってほしいと思うのですが、
1家庭でたくさんではなく、
たくさんの家庭で味わってもらえる様に、
生産者を紹介する努力をしたいと思っています。


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2008年10月 5日 (日)

生産者を意識して「食べる」

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生活クラブ生協の豚肉学習会に行ってきました。
講師は平田牧場から。
平田牧場の三元交配豚は、ちょっと有名なとんかつやさんなどでも使用されています。
最近は飼料に国産の飼料用米を与えた米づくり豚でも有名です。
今日は頭、足を取り除いた半身の解体も見せて頂きました。
写真は部位別、製品単位に切り分けられた後。
驚くのはその脂身の厚さ。
近頃はメタボばやりで脂身を嫌う方もいるようですが、豚のおいしさは脂身で決まるそうで、三元交配豚の脂身は白くて、とてもきれいです。それに、リノール酸やビタミンB1も豊富で身体にも良いのです。
平田牧場では、1㎡に1頭のゆとりある環境で、NON-GMOの飼料に大麦や飼料米を使い、抗生物質などに頼らず健康維持をしています。生育期間も一般のものより長く、200日です。
このような生産環境の透明性が高く、安全で、おいしい豚肉が誕生した背景にあるものは、30年以上も前に生活クラブがこだわった無添加ウインナーを作りたいという思いだったといいます。
安全でおいしいものを食べるために、一頭買いをし、生産コストを保証したうえで価格も両者の間で協議されて決定しています。
生産者と消費者が手を組み、両者にとって利益のある食づくり。
フェアトレード(公正性)、
トレーサビリティ(透明性)
サステナビリティ(持続可能性)
これからの社会を考えるうえで、最重要と思われるこれらの要素を全て満たしている模範的な例ではないでしょうか。
豚舎から出る糞尿は堆肥になり、
飼料用米づくりは自給率を引き上げます。
環境にもプラスになるうえ、一次産業が活発になれば雇用の拡大にもつながるかもしれません。
重要なのは、消費者がこのような流れをつくったことです。
「食べる」ことを重要視するんだったら、
生産者をつぶさないことです。
一次産業を支援することは自然環境を保護につながっていくのです。

むずかしい話はこの辺で終わりにして...
夕飯は学習会でいただいた豚肉づくし。
豚バラと大根、ねぎのしょうが風味スープに、
ズッキーニとたまねぎの焼きトン。
P.S 平田牧場の挽肉がなぜおいしいのか、
解体の際にでるいろんな部位とおいしい脂身が混ざっているからだそうです。だから、ねっとりしていてじゅ〜って感じのぎょうざやハンバーグになるんですね。。。

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2008年5月 1日 (木)

9つのピース=9 ピース of Peace

アースデイで配った9つのピースの提案です。
ここに載せると小さくて、読みづらくてすみません。
9条を大切に思うから、大事にしたい事、
これから取り組んでいくべき事を9つにまとめました。


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2008年3月 4日 (火)

食べること大切にしていますか?

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食べることで自立する、日本の食。ー農水省がなかなかすてきな広告を出して来ました。

「未来の食のために、今、できることがあります。」
「和の食材だから日本産、というのはほぼ思い込みです。」
「おいしものは、近くにあります。」

それぞれ、厳しくなる世界の食事情、日本の自給率の低さ、フードマイレージと環境問題などを提言していました。
デザインも写真もメッセージもすてきだし、
ほんとにその通りだけど〜、
これらの事を国はどう考え、どうしていくつもりなのか、
知りたいのは私達なんです。

それぞれの文章の最後は、
「日本の食材を選んでみませんか。」
「日本にある食材を見直してみませんか。」
「食について考えてみませんか。」...です。
しかし、明日全世帯が国産品を買おうとしても、全世帯分の国産わかめも国産の米もないわけです。
昨日の朝日に出ていた夕張の81歳の夫婦は、収入13万円で灯油代3万6千円だそうです。雪のなか、特売日にバスで買い出しに行くそうです。当然、高い国産品を選ぶ余裕はありません。
同じ日本に住んでいても、地域格差が弱者をさらに追いつめています。
生産者も同様に追いつめられています。
そもそも、先進国でも最低な自給率に陥った背景は、国の誤った政策にあったはず。
再処理工場の院内集会の時、食の放射能汚染に対する農水省の対策を聞いてもなんの手応えもなかったので、「食料の未来を描く戦略会議」で、広く意見を求めて反映させようという取り組みは評価出来るかもしれませんが、ちゃんと結果につなげてほしいです。

ところで、中国産ぎょうざの件で驚いたのですが、それは生協といっても色々あるんだということ。
私は今年で生活クラブに入って確か20年目。
問題に気付かなくてもなにかあやしいことがあれば報告が入ってくるので、とっても信頼していますが、生協と名のつくところは皆同じ様に気をつけているものだと思っていました。
中国産の加工品があるなんて、それだけで驚きなのに、組合員からの報告に対応していなかったなんて、生活クラブでは考えられないことです。
生協の良い所は、生産者を守れるところです。
だから、素性の確かな食を手にいれられるシステムを作れるのです。

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このブタは平田牧場の「こめ育ち豚」です。
餌のトウモロコシの一部を飼料用米にして育てています。
米にしたことの差額と遺伝子組み換え対策費が加算されるので、
一頭あたり約82円高くなるそうです。
もちろんその差は消費価格にも反映されるし、食用米の15%位の値段にしかならない飼料用米をつくる農家も大変なわけですが、それでも生活クラブと平田牧場が「こめ育ち豚」に取り組むのは、安全な日本の自給市場を目指しているからだと思います。

私達に求められているのは、現状を理解し、リスクとともに必ず存在するメリットに目を向け、消費するということを学ぶことではないでしょうか?
生命が育まれるのには「時間」と「空間」が必要と生活クラブの提言には書いてありました。
生産環境を守り、種まきから収穫までの長い時をかけて、食は成り立っています。
食卓を守ることは、生産者と環境を守ることだと思います。


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