カテゴリー「平和」の記事

2010年1月 2日 (土)

2010年、奇跡の星地球号のゆくえ

振り返れば、2009年はまさにCHANGEの年でした。

オバマ大統領の誕生。
54年ぶりの政権交代。
グローバリゼーションの崩壊。

なんでもありのインターネットは問題も多いけど、
ボトムアップの市民力発信と連携を支え、
世界をつなぐ存在になっています。

COP15は期待に反して大きな成果はなかったけれど、
世界を形成している国々の個性や立場がよく見えたし、
NGOがもはやサポーターではなくプレイヤーで、
その役割は利害や国境を超えて、
人々をつなぐことにあるように思えました。

環境問題はとっても深刻です。
その影響は国境なんて関係ないし、
地球号の存続そのものに関わることだということは
誰の目にも明らかなわけですが、
私は悲観的ではありません。
なぜなら、地球号は元々持続可能にデザインされているから。
持続可能な機能はすでに備わっているからです。
本当にCO2が問題なら、
排出源を断つ勇気を共有すればいいんだと思うのです。
今、若い世代にはそういった感性が育ってきていると思います。
若いクリエイター達のなかに、
お金やモノに縛られない生き方を発信できる人達がいて、
影響力を発揮する時代が来ていると思います。

2010年10月には名古屋で、
生物多様性条約締約国会議が開催されます。
遺伝子組換えに関する「カルタヘナ議定書」の中身についての
重要な会議もあります。
地球号の持続可能性を保障しているものが生物多様性です。
つまり生物多様性が保障されなければ、
地球号の持続可能性も保障されないわけです。
生物多様性が保障されるか否かが
世界が共有すべき基準になるべきだと思います。
日本政府がCOP10、MOP5でリーダーシップを発揮するように、
私達も大注目しなくてはと思います。
そして、生物多様性の宝庫地球の存続を目指すなら、
脱化石燃料、脱原発だと思うんです。

だって、私達とりあえず地球しか住むとこないんですから。


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2009年12月19日 (土)

AFRICA ー セバスチャン・サルガド

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終了日の前日にやっと行った写美の入り口は、
チケットを買う人の列ができていた。
10月の終わりくらいから開催されていたのだから、
一ヶ月半くらいの展示期間があったわけだけど、
サルガドってこんなに人が集まる程メジャーだったんだ〜って、
もしかしたら私が世間知らずなだけかもしれないんだけど、
ちょっと驚きつつ進んで行くと展示室は2階なのに、
入場制限のため人々の列は4階まで続いていた。
本持ってて良かったと、「屋上ミサイル」の続きを読んだ。

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展示のサイズはごく普通だし、見せ方もごく普通だ。
なんだけど、サルガドのまなざしを感じる。
サルガドの冷静でありながら、
アフリカのすべてにひれ伏すかのような
畏敬の念とでもいうようなもの...
搾取され、苦しみつづけてきた人々。
なにも持たない彼らと持ちすぎてしまった我々と、
果たしてどちらが豊かなのか。

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並んでも今日はサルガドを見ると決めた人々がたくさんいた。
若い人達が多くて、とても熱心に見ていて、
もう若いとは言えない年齢の私はうれしかった。
彼らはここで感じたことをなにかで活かしてくれるだろうか?

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2009年11月17日 (火)

変わらない想いは『Home Townは地球!』


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2003年に『発信する子どもたち』を始めたときから、
私達の伝えたいことは『Home Townは地球!』でした。
そして、平和と地球と子どもたちのために、
小さな力を結集したいとの想いが、
『Little Power Project』でした。
そしてそのための提案が
『9 Piece of Peace』9つのピースプロジェクトでした。

これら全てをつないでいるのは、
地球というOnly Oneの奇跡の星を、
ここに存在するすべてのいのちが共有しているという事実。

生物多様性条約は、その事実を再認識し、
その価値を人類から守るためのものなのかもしれません。

うれしいことに、来年の名古屋でのCOP10、MOP5に向け、
頼もしい動きが始まっています。

WOLRD PEACE 7-世界平和アピール7人委員会の
「生物多様性条約第10回締約国会議に向けてのアピール
ぜひご覧下さい。


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2009年10月17日 (土)

サブリーン、天使に

Sabreent1

1994年2月5日に生まれたサブリーン。

2005年、右目を摘出。

学校に行った事もなかったサブリーンだけど、
左目だけで絵の才能を発揮。

その絵は自由でのびやかでユニークだった。

彼女の絵の中から選んだ2枚の絵を、
やはり1994年3月生まれのshionがデザインしたTシャツ。

「いつか会いたいな」の願いは叶いませんでした。

サブリーンは、
「私は、死にます。でも幸せです。
なぜなら、私の絵をチョコのパッケージに使うと聞いたからです。
イラクの子どもたちを助けてください。ありがとう」
そういったあと彼女は昏睡状態になりました。
(jim-netメルマガより)

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サブリーンはおそらく湾岸戦争の犠牲者。
アフガン、イラク戦争からどれくらい犠牲者が出るか、
わかりません。

そして日本でも原発によって放射能汚染が起きているということを、
その影響はこの先想像もつかない危険をはらんでいるということを、
今みんなで考え直すチャンスです。

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2009年9月26日 (土)

9,9,24ー核なき世界へ


鳩山さん、ガンバレ〜って思った人多いと思います。

25%なんて出来るの〜?って声もあります。

そんなんでいいのかと思います。

日本が目指すべき方向性を示したこと、
高いハードルだけど、地球はまったなしの状況なんです。

人間がこんな危機的状況をわずかな間に作り出してしまったんだから、
みんなでやるしかないんです。

もう政治家や行政におまかせの時代は終わり。
世の中を良くするには、市民発が求められているんだと思います。

鳩山さんは「核廃絶の先頭に立つ」と言いました。
国連で公言したということは、
これは日本国民の意志であると言う事だと思います。
そして、私の耳にとまったのは、「核の生産能力の凍結」。
私的解釈だと、=原発の廃止です。
原発が核兵器の材料を作り出してしまうことを思えば、
「核の生産能力を凍結」し、安心して暮らす世の中にするためには、
原発をやめることが最も効果的だからです。

鳩山さんは「原子力の平和利用にあたっては...
最高レベルの水準を順守する必要があります。」と言いました。
そのとおりです。ただし私的にはこれは100%の安全性です。
これを遂行出来る原発は世界にひとつもありません。

要するに、原発はどこから見ても、
私たちに安全な暮らしを保証できない産物なのです。

原発内で働く人々はほぼ被曝しているのが現状です。
それはウランの採掘場からすでに始まっています。

せいぜい50年程の間、電力を供給する意外に、
なにも良い事はないのです。(電力会社は儲かるらしいけど)

自然エネルギーを使って、
私達の8分の1の電気料金で暮らすスウェーデンの人達。
日本では販売されない日本製のバッテリー。
脱原発はそれほど高いハードルではないのです。

民主党にメッセージを送りましょう!
誰にでも『CHANGE』を可能にする力があります。

余談ですが、9,24はmy birthdayでした。

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2009年9月15日 (火)

賞賛に値する『沈黙を破る』

すばらしいドキュメンタリー作品でした。

『沈黙を破る』は自身の「加害の告白」を伝える
元イスラエル軍将兵たちが運営するNGO。

彼らはいわゆるイスラエルのエリートだ。

占領地へ送られ、
自身がモンスターとなっていたことに気付いた人々だ。

彼らはイスラエルへの愛国心から、
「占領」の事実を伝え始めた。

占領地での非道な日常が、
イスラエル社会にとって
より困難な未来しかもたらさないこと、
イスラエルの若者をいかに蝕んでいるかを、
確信をもって伝える揺るぎない姿に感動する。

土井監督は「パレスチナ問題」と簡単にはくくれない、
そこに暮らす人間の真の姿を捉えようとしていて、
私達にまだ希望がある事を感じさせてくれる。

土井監督メッセージ

私はその一つは、自分達の「加害性」に気付く事だと思う。
今、上関や六ヶ所、辺野古...で起きていることも、
その視点が必要ではないだろうか。

同じタイトルの本もすごくよかったです。
映画をまだ見れない方には本をお薦めします。

沈黙を破る?元イスラエル軍将兵が語る“占領”沈黙を破る?元イスラエル軍将兵が語る“占領”

著者:土井 敏邦

販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する


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2009年8月 3日 (月)

『沈黙を破る』ードキュメンタリー映画上映会

膨大な情報のなかから、
真実を見極めるのは非常に難しい。

こっちをたてれば、あっちがたたず、みたいなことになり、
だけど、とりあえず子どもは巻き込むなよといつも思う。

だけど、いつも犠牲の多くは子ども達だ。

イスラエルとパレスチナの問題は難しく、語りにくい。

『沈黙を破る』がどんなアプローチで見せてくれるのか、
とても興味があります。

お時間のある方は上映会へ。

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2009年7月 7日 (火)

七夕に願いをこめてー抗議集会ー緊急です

昨日の朝日のGLOBEは「加藤千洋が黄河を行く」だった。
そんな時J-WAVEから流れてきたのが、
ウイグル自治区での騒乱のニュースだった。
映像はウイグル人が暴徒と化してる風に見える場面ばかり。
私には、少数民族の再教育の強制化としか思えない。

そして、イスラエルでは、
ガザへの支援を実行する勇気ある人々が、
拘束されている。

今日のイベントですが、関心のある方は
こちらをご覧下さい。
たくさん集まる事が力になります。

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2009年6月17日 (水)

観ることで未来を変えよう!ーFREE TIBET!

今年で6回目の東京平和映画祭。
金曜日にもかかわらず、大勢の人が訪れていました。
この日は、チベット・パレスチナ特集。
DVDで観れる作品もあるのかもしれないが、
共有することから変化を生み出したいという思いは、
じわじわと良い連鎖を作り出す可能性につながると思う。
アースデイもだけど、
学生達がこういったイベントに関わっていくことは、
世の中を熟成させていくと思う。

Photo

「風の馬」
 監督:ポール・ワーグナー 1998年/アメリカ

劇映画ではあるが、実際に1993年に中国警察に逮捕され、カメラ、デモ行進を写したテープを没収されたアメリカ人女性の脚本をもとに、当局の監視の目をかいくぐり撮影された作品。10年を経過しても色あせないメッセージがある。


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「雪の下の炎」 
監督:楽 真琴(ささ まこと) 2008年/アメリカ・日本

こういうドキュメンタリーをまだ若い日本人女性が作り出した事に驚いた。
1959年、平和的なデモに参加した「罪」で投獄されたチベット僧、パルデン・ギャツォ。チベット人の心を抑圧し、独立の信念を打ち砕く「再教育」が目的の中国側は非道な拷問を繰り返すが、彼は自分を決して偽らない。刑務所、拘置所、労働改造収容所で33年間を生きぬいたパルデン。彼は解放されてからも北京オリンピック開催に反対し、ハンガーストライキをして闘うのだ。
電気棒を口に突っ込まれて全ての歯を失ったパルデンさん。
飢えや拷問で亡くなっていく仲間が多かったのに、
『なぜ、何が、彼を生かし続けたんだろう? 』 
座席が合わなくておしりが痛いのがかなり苦痛になりながら映画を観ていた私は、彼が受けた苦痛の想像するにあまりある事実に恐れおののきながら考えていた。
同時に、像と蟻のように権力がどんなに極悪非道なことをしようと人間の尊厳というものは、そう簡単には屈しないどころか、振り子の原理のように大きくなって戻っていくものなんだということ。
それにしても、そんなにダライ・ラマが怖いのかと、権力なんて持ったことのない私には理解不能の中国である。ここまで資本主義の甘い蜜を謳歌しながらも、チベット(他の小数民族も同じかな?)に関しては決して認めようとしない一党支配の恐ろしさをつくづく感じてしまった。

Free Tibet !


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2009年5月31日 (日)

なぜ「平和」はむずかしいんだろう

【七夕セール!】 ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション(DVD) ◆25%OFF!   【七夕セール!】 麦の穂をゆらす風 プレミアム・エディション(DVD) ◆25%OFF!

「なぜ、争いはなくらないのか?」
「なぜ、躊躇無くひどいことができるのか?」

小学生の時、『アンネ・フランク展』を見て思った。

その答えは今もみつからない。

映画はいつも人間のすばらしさと恐ろしさを訴えていた。

まだ子どものときに見たタイトルは忘れたけど、
ナチス時代の映画の衝撃も忘れられない。
レミー・シュナイダーが出ていて、
ナチスは火炎放射器で容赦なく人を殺すのだ。

『ホテル ルワンダ』も『麦の穂をゆらす風』も、
人間の残忍さ、弱さを描くとともに、
良心と尊厳を最後まで失わない人々を描いていると思う。

人類の歴史の一面は争いと裏切りと血で染まっている。
誰もが限りある時間をこの地球で共有しているにも関わらず、
完全に平和な時代はなかなか訪れない。

『ザ・ギバー』という小説がある。
その本は、まるでそんな人類に嫌気がさした支配者が、
人々からあらゆる「違い」を奪い、「自由な意思決定」を奪い、
「一見平和な世界」を描いている。
色も言葉の違いや民族の違いも知らされていないから、
争いも無いという世界。

Photo

平和がいいけど、自由と感動を奪われるのはごめんだわ〜。

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