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2009年10月

2009年10月31日 (土)

ボーダレスなビデオコレクションー丹下紘希の世界


TANGE KOUKI VIDEO COLLECTION [DVD]

美と醜の瀬戸際でぼんやりと愛が漂うような作品集。

単なる音楽の映像化ではなく、
世界に対し、少し距離を置いたような視点が、
美しくもあり醜くもあるいのちのひだを映しだしていく。

元ダンサーで、しかもあの大野一雄の弟子と聞けば、
その特異性に納得もいく気がします。

この作品集の最後に納められているのが、
その大野一雄。

おそらく100歳くらいの大野一雄を
静かに、まるで蚕が繭を紡ぐようにレンズが這っていく。

これには感動しました。
まさに美と醜がせめぎあい、共存する世界です。

20代の頃、草月会館で大野一雄を見た時の、
肌がぞわぞわする感じが蘇り、
今は静かに目を閉じて息をするだけの大野一雄の
その皺が刻まれた、それでもはかなく美しい指が、
かつて舞った音楽に合わせて動くとき、
ああたしかに彼は舞っていると、
何か魂の舞いのようなものを感じて、
私は一瞬、世界の果てを目撃したような気がしました。

Koukitange


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2009年10月17日 (土)

サブリーン、天使に

Sabreent1

1994年2月5日に生まれたサブリーン。

2005年、右目を摘出。

学校に行った事もなかったサブリーンだけど、
左目だけで絵の才能を発揮。

その絵は自由でのびやかでユニークだった。

彼女の絵の中から選んだ2枚の絵を、
やはり1994年3月生まれのshionがデザインしたTシャツ。

「いつか会いたいな」の願いは叶いませんでした。

サブリーンは、
「私は、死にます。でも幸せです。
なぜなら、私の絵をチョコのパッケージに使うと聞いたからです。
イラクの子どもたちを助けてください。ありがとう」
そういったあと彼女は昏睡状態になりました。
(jim-netメルマガより)

Nonukesfesta2

サブリーンはおそらく湾岸戦争の犠牲者。
アフガン、イラク戦争からどれくらい犠牲者が出るか、
わかりません。

そして日本でも原発によって放射能汚染が起きているということを、
その影響はこの先想像もつかない危険をはらんでいるということを、
今みんなで考え直すチャンスです。

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2009年10月12日 (月)

親子読書のすすめー環境


だれがコックロビンを殺したの?

1962年、レイチェル・カーソンが、
『沈黙の春』を発表してから47年。

世界が彼女の警告を活かせなかったことは残念だ。

しかし、彼女の遺志を継ぐ作家は多い。

ジーン・クレイグヘッド・ジョージもその一人。

『だれがコックロビンを殺したの?』

小さな鳥の死から見えてくる私達の暮らしの闇に、
私達を向き合わせてくれるとてもいい本です。

沈黙の春


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