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2008年10月24日 (金)

戦争のない未来ーゲームで体感する私達にできること

あっという間に2週間が経ってしまいましたが、
プロジェクト・ピース・ナインのみほちゃんとますみちゃんによるワークショップは、大変好評でした。
当日は、小6から高2の子どもたちとその親も加わって、
26名の参加者で、親子での参加は初めてということでしたが、
終わってからみほちゃんは、この方が理想的かも〜と言ってました。

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まずは世界の人口、お金、軍事費、戦争が起きているか、武器は作っているかなどのお話しを聞いたり、写真を見たりしました。
たとえば、アメリカとスーダンの家庭の1週間分の食糧を見てみると、量も種類もまったく違います。
アメリカは加工品、冷凍品の山。
スーダンは質素な食材がほんの少しという風に。

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お話しや写真から情報を得てからゲームのはじまり。
日本、アメリカ、イラク、東ティモール、スーダン、コスタリカの6カ国に分かれていますが、参加者はどの国に属しているかは知らされません。
そして、それぞれに与えられる封筒の中身は違います。

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中身は、えんぴつ、紙、はさみ、定規、三角定規、分度器、コンパス、そしてお金、その国のルールなど。
国によって、揃っている所もあれば、そうでない所もあります。
ゲームのテーマは「豊かな国にしよう」です。
総理大臣、内務大臣、外務大臣を決め、世界銀行が提示している買い取り価格と規格サイズにあわせて取引をしていきます。そして、作るものは武器、車、食物。

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目的があるって、すごいです。
子どもたちは目をキラキラさせているし、(特に女の子の方がノリノリだったかも)
親も夢中になっていて、取引とかも結構容赦なくて、絶対損しないぞ〜みたいな感じで、大変おもしろかったです。

最後にそれぞれの国がどれだけ豊かになったか、
武器が残っていないかを見て行くのですが、
ここで『豊かさ』ってなんだろう?という大きな疑問にあたります。
高く買ってもらえる武器でもうけたとして、
その武器が使われる先のことまで想像していたか、
自問自答することになるのです。

世界の軍事費を貧困国の借金にまわすとか、
安全な水の確保や学校建設や食糧にまわせば、
今世界で起きている重要な問題の多くは解決するかもしれません。
そして、武器が使われることによる環境破壊を防ぎ、
CO2削減にもつながるのです。

平和で困る人がいるでしょうか?

軍需産業にたずさわる人たちにとって戦争は、
人の血を流して成り立つお金儲けですが、
私達もそういった軍需から派生している商品を買っている場合もあるのです。
私達が真の平和を望むなら、
戦争をおこさせないようにしたいなら、
武器製造に関わるあらゆるものにNO!と、
意思表示しなければなりません。

そして、平和憲法の意志に、
現実の方を近づけるべきなのだと思うのです。

参加したお母さん達から、参加出来なかった人はもったいなかったねと、言われました。
子どもたちもとっても楽しんでくれた様でした。
またこのゲームをしたら、今度は、
「食物だけをつくる。
持っている有益な情報を他国と共有する。
自国の資源を他にも分けて、みんなで幸せになる。」
などの意見が出ました。

戦争で苦しんだ末に勝ち取った平和憲法。
日本の9条、コスタリカの12条、
共に世界へと広がっていくといいですね。
世界の多くの人はそれを望んでいるのですから。

当日紹介した本

戦争のつくりかた戦争のつくりかた

著者:りぼん・ぷろじぇくと

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イマジン9?想像してごらん、戦争のない世界を。イマジン9?想像してごらん、戦争のない世界を。

著者:星川 淳,川崎 哲

販売元:合同出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

世界がもし100人の村だったら世界がもし100人の村だったら

著者:池田 香代子,C.ダグラス・ラミス

販売元:マガジンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

世界がもし100人の村だったら 2 100人の村の現状報告世界がもし100人の村だったら 2 100人の村の現状報告

著者:池田 香代子

販売元:マガジンハウス
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普通の国になりましょう普通の国になりましょう

著者:C.ダグラス・ラミス

販売元:大月書店
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日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?

著者:ヒロンベリー,C.ダグラス ラミス

販売元:平凡社
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平和をつくる教育?「軍隊をすてた国」コスタリカの子どもたち (岩波ブックレット (No.575))平和をつくる教育?「軍隊をすてた国」コスタリカの子どもたち (岩波ブックレット (No.575))

著者:早乙女 愛,足立 力也

販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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