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2008年10月

2008年10月31日 (金)

待ち合わせ=集会?お散歩=デモ?

http://www.magazine9.jp/karin/081029/

ぜひ、この雨宮さんのコラムを見て欲しい。
あきらかに権力の過剰反応だと思う。
この国のデモクラシーは重傷みたい。
こういうことがまかり通ってしまう一因に、
市民の無関心さもあると思う。
三浦氏の米による逮捕、自殺の時も、
個人の権利の保護を求めるような世論は、
ほぼなかったし、だから国も動かない。
低所得者層の生存権のための闘いにも、
世間はけっこうつめたいと思う。
だから、逮捕しても文句は言われないと思うんだろう。

だけど、彼らが何かをするという事が、
けっこう影響力があるということを証明したようなもの、
とも言えると思う。
今は彼らの闘いと思うかもしれないけど、
生存権、表現の自由が無視されるということは、
本当は国民全てに関わる闘いなんだと思う。
静観してる場合じゃないよ、本当に。

麻生さん、景気対策とか言ってるけど、
その財源は血税だし、
米軍へのおもいやり予算をやめて、
国民に還元するんなら、歓迎しますけど、
こんな景気対策で、
自分をヒーローみたいに思わないでほしいな。

とにかく皆さん、情報は自分のフィルターでしっかり濾過してから受け入れましょう!

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2008年10月29日 (水)

新米ー31年間の結実

娘の通う中学校では、毎年2年生が秋田の田沢湖近くの農家の方々にお世話になっています。
秋田学習旅行は、毎年行われる全生徒での館山遠泳合宿より楽しかったという生徒がいるほど、子ども達にとっては忘れられない思い出だそうで、後々個別に秋田の「とーさん」「かーさん」を訪ねる子ども達もいるほどです。

子ども達は米づくりから様々なことを学び、また農家の方々も総合学習に関わる事で新たなエネルギーを得ていると言ってくださっています。
そんな28軒の農家さんたちが産直グループをつくりました。
エコファーマーの研修を受け、減農薬をさらに進め、有機肥料や天日干しも取り入れたりしています。
産直、精米したて、送料込みで5kg3,000円前後。学校のエアコン交換還元費用も含まれています。
私達は、おいしくて安全なお米を適正価格で購入でき、子どもの通う学校にも貢献できます。

昨年度の稲作農家の自給は179円だそうです。
農家も出稼ぎなどしなくても普通に家族旅行もできるくらいでないと、私達は『食』を失ってしまうでしょう。
安心や安全を求めるなら、国内自給率を高めるほかないと思います。

お米と一緒に生産者の方からのお手紙が入っていました。
「つながっている」「作っている人が見える」ということは、とてもほっとします。

普段から生活クラブのお米をとっているので、お米が美味しくなかった事などありませんけど、秋田のお米は冷えたおむすびもとっても美味しいです。

減反なんかしないで、資料や米粉の利用を高めて、米づくりと環境をまもりたいものです。

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玄米にお味噌汁、お豆腐に焼き物、煮物、和え物、
自家製梅干し&漬け物で、十分幸せ。。。

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2008年10月27日 (月)

肥田医師ーヒバクシャの時代

先日の土曜日、今年6月に亡くなられた「想い出のサダコ」の著者、大倉記代さんの追悼の朗読会&肥田舜太朗先生の講演会に行きました。

鎌仲ひとみ監督の「ヒバクシャ」に出ていらっしゃる肥田先生には、お会いしたいとずっと思っていました。

肥田先生は現在91才。
原爆投下時は、広島の陸軍病院(爆心地から500m)の軍医で、前夜に市の中心部から車で15分くらい(かな?)の戸坂に急患で呼び出され生き残れた方です。
あの日の朝、子どもに注射しようとしたその瞬間、広島の街にそれは大きなオレンジに輝く火柱があがったそうです。そして黒い雲のかたまりが自分の方へとものすごい勢いで襲ってきて、天井まで飛ばされ、その家は崩れたそうです。(子どもさんは無事でした)
それから、病院をめざした先生ですが、途中の川で川向こうに広がる火の海に阻まれ、今自分がするべき事は逃げてくる人々を救うことと悟り、戸坂の小学校で治療にあたられたということでした。
8月6日の先生を阻んだ川の様子、3日で3万人もの被爆者が逃げて来た村で患者を見た先生のお話は、私の様に小さい頃から原爆の話をなんども見聞きし、原爆資料館に何度も足を運んだ者でも、耳を塞ぎたくなるような恐ろしさ、惨さでした。
先生はその頃すでに被爆と被曝の存在になんとなく気づかれていたようです。
しかし、戦後の日本は原爆を落としたアメリカの占領下。
被爆者に対しても医師に対しても被爆に関する情報封じが徹底されていたようです。
原爆に関する情報はアメリカ軍の軍事機密。
被爆者は国からも医師からも見捨てられたようなものでした。
そのような状況のなか、肥田先生は被爆者を診続け、MPに3回、警察に1回拘束されたそうです。
何も聞かれず、何もされず、周りをどう猛な犬に囲まれた独房のなかで一晩を過ごした後解放された
そうで、脅しだったんでしょうねと、話されていました。

今も放射能に関する情報は、ほぼアメリカが持つ原爆投下時のもので、日本の政府も学者もその資料をもとにしているらしいです。
被爆者認定裁判にも長年関わっていらした先生は、実際に長い間被爆者を診て来た実績で裁判を勝ち取ってきたのです。

肥田先生ははっきりと、これからはヒバクシャの時代になると言われました。
いや、すでにそうなっているのだとも。
実際、先生の患者さんのなかには、「原発ジプシー」と言われる人々がいるそうです。
彼らは原発で事故があると呼ばれ、危険な仕事を引き受けるのです。
公表されていない大きな事故もやはり存在したのだと、確信しました。

この日は、本当は鎌仲監督も参加の予定でした。
監督は朝早く上関に行かれ、上関原発反対集会を取材していました。
山口県知事は、あの美しい瀬戸内海の豊かな漁場を、原発を建てる為に埋め立てる事を認めてしまいました。
県議会議員たちは何を見ているんでしょうか?
今もらえるわずかなお金と未来に引き継ぐべき貴重な資源を引き替えにしてしまったんでしょうか?

今朝の朝日新聞には、原発の宣伝かと思うような次世代原発の記事がありました。
昨日の自然エネルギーの記事には、原発全廃を目指すドイツの取り組みが紹介されていました。
どんなに経済的で免震構造のものを造っても、放射能が排出され、核のゴミが出る限り、未来の人々にとって迷惑になることは否定できないと思います。

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2008年10月24日 (金)

戦争のない未来ーゲームで体感する私達にできること

あっという間に2週間が経ってしまいましたが、
プロジェクト・ピース・ナインのみほちゃんとますみちゃんによるワークショップは、大変好評でした。
当日は、小6から高2の子どもたちとその親も加わって、
26名の参加者で、親子での参加は初めてということでしたが、
終わってからみほちゃんは、この方が理想的かも〜と言ってました。

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まずは世界の人口、お金、軍事費、戦争が起きているか、武器は作っているかなどのお話しを聞いたり、写真を見たりしました。
たとえば、アメリカとスーダンの家庭の1週間分の食糧を見てみると、量も種類もまったく違います。
アメリカは加工品、冷凍品の山。
スーダンは質素な食材がほんの少しという風に。

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お話しや写真から情報を得てからゲームのはじまり。
日本、アメリカ、イラク、東ティモール、スーダン、コスタリカの6カ国に分かれていますが、参加者はどの国に属しているかは知らされません。
そして、それぞれに与えられる封筒の中身は違います。

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中身は、えんぴつ、紙、はさみ、定規、三角定規、分度器、コンパス、そしてお金、その国のルールなど。
国によって、揃っている所もあれば、そうでない所もあります。
ゲームのテーマは「豊かな国にしよう」です。
総理大臣、内務大臣、外務大臣を決め、世界銀行が提示している買い取り価格と規格サイズにあわせて取引をしていきます。そして、作るものは武器、車、食物。

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目的があるって、すごいです。
子どもたちは目をキラキラさせているし、(特に女の子の方がノリノリだったかも)
親も夢中になっていて、取引とかも結構容赦なくて、絶対損しないぞ〜みたいな感じで、大変おもしろかったです。

最後にそれぞれの国がどれだけ豊かになったか、
武器が残っていないかを見て行くのですが、
ここで『豊かさ』ってなんだろう?という大きな疑問にあたります。
高く買ってもらえる武器でもうけたとして、
その武器が使われる先のことまで想像していたか、
自問自答することになるのです。

世界の軍事費を貧困国の借金にまわすとか、
安全な水の確保や学校建設や食糧にまわせば、
今世界で起きている重要な問題の多くは解決するかもしれません。
そして、武器が使われることによる環境破壊を防ぎ、
CO2削減にもつながるのです。

平和で困る人がいるでしょうか?

軍需産業にたずさわる人たちにとって戦争は、
人の血を流して成り立つお金儲けですが、
私達もそういった軍需から派生している商品を買っている場合もあるのです。
私達が真の平和を望むなら、
戦争をおこさせないようにしたいなら、
武器製造に関わるあらゆるものにNO!と、
意思表示しなければなりません。

そして、平和憲法の意志に、
現実の方を近づけるべきなのだと思うのです。

参加したお母さん達から、参加出来なかった人はもったいなかったねと、言われました。
子どもたちもとっても楽しんでくれた様でした。
またこのゲームをしたら、今度は、
「食物だけをつくる。
持っている有益な情報を他国と共有する。
自国の資源を他にも分けて、みんなで幸せになる。」
などの意見が出ました。

戦争で苦しんだ末に勝ち取った平和憲法。
日本の9条、コスタリカの12条、
共に世界へと広がっていくといいですね。
世界の多くの人はそれを望んでいるのですから。

当日紹介した本

戦争のつくりかた戦争のつくりかた

著者:りぼん・ぷろじぇくと

販売元:マガジンハウス
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イマジン9?想像してごらん、戦争のない世界を。イマジン9?想像してごらん、戦争のない世界を。

著者:星川 淳,川崎 哲

販売元:合同出版
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世界がもし100人の村だったら世界がもし100人の村だったら

著者:池田 香代子,C.ダグラス・ラミス

販売元:マガジンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

世界がもし100人の村だったら 2 100人の村の現状報告世界がもし100人の村だったら 2 100人の村の現状報告

著者:池田 香代子

販売元:マガジンハウス
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普通の国になりましょう普通の国になりましょう

著者:C.ダグラス・ラミス

販売元:大月書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?

著者:ヒロンベリー,C.ダグラス ラミス

販売元:平凡社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

平和をつくる教育?「軍隊をすてた国」コスタリカの子どもたち (岩波ブックレット (No.575))平和をつくる教育?「軍隊をすてた国」コスタリカの子どもたち (岩波ブックレット (No.575))

著者:早乙女 愛,足立 力也

販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2008年10月11日 (土)

ノーベル賞

もしかして文学賞も日本人?!と、思ってたら、
私の大好きな!クレジオでした。
特に、『砂漠』はその景色が、
心のどこかにいつもひそんでいる気がしています。
20代で読んだけど、今も本棚から、
かすかなオーラを私におくってくれる本です。

そして平和賞のアハティサーリ氏。
朝日の見出し「しなやかな丸腰の...」というのがいい。
9条をもつ日本こそそういう外交をしてほしい。

我が家でおおいにうけたのは、
益川教授の文科省訪問。
「受験体制は教育汚染だ」!!!
娘とテレビの前で拍手!!!

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『いのち』をいただくということ

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先日、平田牧場と生活クラブの「食」の取り組みについて書きました。
安全で安心でしかもおいしい「食」をつくりだす日々の努力に感心すると同時に、人間の欲求のすごさも実感しました。
1才を迎える事無く食肉となる豚さんたち。
それはきっとおいしく食べるためと飼育コストとの兼ね合いで決まるのでしょう。
人間が食べるから、大事に育てられている現実。
それは、自然ということからは隔たりがあると思います。
ナチュラリストとして、ベジタリアンを選択する人々の主張はそこにあるんでしょうね。

今世界では、日々の食事にも困っている人がいる。
親だったら、子どもにおなかいっぱい食べさせたいと思う。
でもそれさえ十分できない人がいて、
日本の食卓なんか見たら、どんなにうらやましいと思うかしれない。
一頭の豚にかかる食物で飢えなくてすむ人がいることも現実。

我が家では一時、私のそんな想いもあって、
お肉はハレの日だけにしよう...
たとえば、何かいいことがあった日とかに...
なんていう提案もし、実行もしてみたんですけど、
お肉大好きな娘に結局は負けてしまいました。。。
生活クラブのお肉がおいしいから...でもありますけど。

でも週に1回、豚か鶏を1パックだけは続けていこうと思います。
生産者としては、たくさん買ってほしいと思うのですが、
1家庭でたくさんではなく、
たくさんの家庭で味わってもらえる様に、
生産者を紹介する努力をしたいと思っています。


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2008年10月 8日 (水)

大人って、なんだろう?

昨日の朝日、町村前官房長官の中山前国交相を擁護した発言についての記事。
「・・・・・怪物のようなPTAと怪物のような子供たちが学校秩序をめちゃくちゃにしている。」
「馬鹿みたいな恐ろしい秩序感覚のない子供たちがどうしてこんなに日本に生まれたのか。・・・・・」

政治家や官僚のなかに不誠実な言動が相次ぐなか、
子ども達がどんなに社会に失望しているか、
ご存知なのでしょうか???

こんな物言いをするような人に、
国の仕事をしていただきたくないです。

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2008年10月 5日 (日)

生産者を意識して「食べる」

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生活クラブ生協の豚肉学習会に行ってきました。
講師は平田牧場から。
平田牧場の三元交配豚は、ちょっと有名なとんかつやさんなどでも使用されています。
最近は飼料に国産の飼料用米を与えた米づくり豚でも有名です。
今日は頭、足を取り除いた半身の解体も見せて頂きました。
写真は部位別、製品単位に切り分けられた後。
驚くのはその脂身の厚さ。
近頃はメタボばやりで脂身を嫌う方もいるようですが、豚のおいしさは脂身で決まるそうで、三元交配豚の脂身は白くて、とてもきれいです。それに、リノール酸やビタミンB1も豊富で身体にも良いのです。
平田牧場では、1㎡に1頭のゆとりある環境で、NON-GMOの飼料に大麦や飼料米を使い、抗生物質などに頼らず健康維持をしています。生育期間も一般のものより長く、200日です。
このような生産環境の透明性が高く、安全で、おいしい豚肉が誕生した背景にあるものは、30年以上も前に生活クラブがこだわった無添加ウインナーを作りたいという思いだったといいます。
安全でおいしいものを食べるために、一頭買いをし、生産コストを保証したうえで価格も両者の間で協議されて決定しています。
生産者と消費者が手を組み、両者にとって利益のある食づくり。
フェアトレード(公正性)、
トレーサビリティ(透明性)
サステナビリティ(持続可能性)
これからの社会を考えるうえで、最重要と思われるこれらの要素を全て満たしている模範的な例ではないでしょうか。
豚舎から出る糞尿は堆肥になり、
飼料用米づくりは自給率を引き上げます。
環境にもプラスになるうえ、一次産業が活発になれば雇用の拡大にもつながるかもしれません。
重要なのは、消費者がこのような流れをつくったことです。
「食べる」ことを重要視するんだったら、
生産者をつぶさないことです。
一次産業を支援することは自然環境を保護につながっていくのです。

むずかしい話はこの辺で終わりにして...
夕飯は学習会でいただいた豚肉づくし。
豚バラと大根、ねぎのしょうが風味スープに、
ズッキーニとたまねぎの焼きトン。
P.S 平田牧場の挽肉がなぜおいしいのか、
解体の際にでるいろんな部位とおいしい脂身が混ざっているからだそうです。だから、ねっとりしていてじゅ〜って感じのぎょうざやハンバーグになるんですね。。。

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2008年10月 2日 (木)

生きさせろ!ー生きづらさってなに?

娘の学校で、雨宮処凛さんを招いての総合学習がありました。
テーマは『現代若者事情』。
中学3年生の子ども達が、これから自分はどう生きるのか、
そのために何をどう学ぶのか、を考える企画。
事前に、「なんのために勉強するの?」というアンケートが、
子ども達に実施されていました。
「学ぶ」ということを子ども達はどう思っているのか、
ということは、私自身疑問に思っていて、
ずいぶん前に先生に質問したことがありました。
紛争地や貧困国の子ども達に比べ、何でも与えられているせいか、
学びに対する欲求がない、学びが楽しめていない、
そういう危機感はおそらく多くの親が感じていると思います。
アンケートの結果はこんな感じでした。

勉強なんて意味ない。高校に行きたいから。
親に言われるから。就職の時有利だから。
貧乏にならないために。安定した職につくため。
自分のため。選択肢を広げるため。
正社員になるため。自分の考えを持つため。
未来の自分のため。単に楽しいから。

肯定的に考えれば、中学生という、自分も見えてきて、
世の中の矛盾も見えてきて、多感な時期だし、
とても率直に答えているのだと思う。
そのうえ最近のニュースときたら、負のイメージばかり。
嘘、ごまかしや、ジコチュウな犯罪ばかり。
人へも社会へも不信感ばかりが増幅している。
こんな世の中で希望や夢を持つにはかなりな前向きさが必要。

雨宮さんの言葉のなかには、「生きづらさ」が頻繁に出てくる。
子ども達は「生きづらさ」と聞いてピンとはこなかったかもしれないが、
「生きづらさ」が少しずつ芽を出して育っているのかもしれない。
雨宮さん自身、中学生時代はいじめから逃げ回る日々だったといいます。
親にも言えず、親に嫌われない為に勉強をしていたと。
雇用や格差の問題は社会問題だけど、
「生きづらさ」を育ててしまっているとしたら、
それは子育て、教育の問題でしょう。
最終的に路上生活者になってしまう人の多くは、
親に頼れないとか、親との関係が良くない場合だそうです。
私自身、親として弱いな、子どもに甘えてるなと思うので、
子どもの立場になると、今の子は何も考えてないとは言えない気がするのです。むしろ耳をふさぎたい(実際ヘッドフォンしてる子が多いのはそのせい?)と思うような環境なのかもしれません。

4クラス、約160人の子ども達を見回してみても、
ノートをとってる人も見当たらず、せっかくの機会を無駄にしてほしくないとあせるのは親や先生だけ。
けれど、子育てや教育の現実がそれなら、正すべきは私達大人なのかもしれません。

最後の質問に誰も手が挙がらなかったので、
格差問題に取り組む雨宮さんが、9条が大切と考えるにいたった経緯について伺いました。
貧困と戦争市場が深く関わっている事、日本もそういう方向に意図的に向けられているのではないかという想いが私にはあるので、そのことを子ども達に伝えてほしいと思っていました。
雨宮さんは、9条世界会議でのイラク帰還兵エイダンさんからの話を取上げながら、貧困層をマクドナルドと軍隊が取り合っているということ、彼らがどんなに使い捨てられているかということ、だから平和が大事なんだということを伝えてくれました。
たぶん子ども達にはフリーターもホームレスも実感の持てる現実ではないでしょう。
けれど、自給率4割をきるにっぽん。
江戸時代なら、世界とは無関係に生きられたかもしれないけど、現代はアメリカが風邪をひけば、日本が高熱をだすかもしれない時代。
私達の暮らしは世界と深く絡まっている訳です。
なにより恐ろしいのは経済を立て直そうとするときにむくむくとその存在感をあらわにする軍需産業の存在。
貧困で社会からこぼれおちるのを大きな口をあけて待っているそのおぞましい姿がちらつくのは私だけでしょうか?


生きさせろ! 難民化する若者たち生きさせろ! 難民化する若者たち

著者:雨宮 処凛

販売元:太田出版
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右翼と左翼はどうちがう? (14歳の世渡り術)右翼と左翼はどうちがう? (14歳の世渡り術)

著者:雨宮 処凛

販売元:河出書房新社
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雨宮処凛の闘争ダイアリー雨宮処凛の闘争ダイアリー

著者:雨宮 処凛

販売元:集英社
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「生きづらさ」について (光文社新書 358)「生きづらさ」について (光文社新書 358)

著者:萱野稔人,雨宮処凛

販売元:光文社
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