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2008年8月22日 (金)

ずっと戦後でいよう!

今朝(8月22日)の朝日新聞ーあしたを考えるーから。

現在93才のジャーナリスト、 むの たけじ さんは、1945年8月、「負け戦を勝ち戦とだまして報道した責任をとる」と、朝日新聞を退社。

新聞社さえ知らぬ間に戦争に突き進んで行った現実から、
「今は弾丸の飛ばない戦争状態」と語る。

「新聞社でも3人おれば口つぐむ。2人だと誰がばらしたか分かるけど、それ以上だとわからないから。みんな不信感だらけ。自分がいつ非国民と言われるかの恐怖心で隣近所がお互いをしばりあう。戦争やると人間が人間でなくなるの。」

「戦争いらぬ、というのは、資本主義を否定すること。戦争は国家対国家、デモクラシー対ファッショなどあったが、今、根底にあるのは、人工的に起こす消費。作って売ってもうける。そこにある欲望が、戦争に拍車をかけてきた。無限の発展はいらない。腹八分目で我慢する生き方が必要なんです。」

「戦争をやれぬ、とは兵隊になる人間が一人もいなきゃいいということですよ。やる人間がいなきゃ兵器があったって動かないわけだから。自衛隊が海外に行くのは人道主義だって言うんでしょ、だったら武器置いて、労働着で行けばいいじゃないの。」

1942年3月にジャワに軍政布告した時に記者として従軍していた むの さんは、その前に高級将校を酔わせ、極秘文書を見たそうだ。
作られたのは1940年春。
その後の現実は、そのシナリオ通りに進んだそうだ。

つまり、私達は今平和を維持する戦の中にいるのだと、思う。
あるいは戦前を暮らしているのかもしれない。

私達の消費は軍需とどこかでつながっている。
湾岸戦争もアフガンもイラクもそうだった。
始まってからでは間に合わないのです。
あんなに世界的に反戦ムードが盛り上がっていたのに、
アフガンもイラクも救えなかったんだから。

小学生の時に原爆資料館で「アンネ・フランク展」を見て、
ものすごいショックを受けて、「アンネの日記」を読みました。
なぜ人々はヒットラーの危うさを見抜けなかったのか、
なぜ戦争に賛成してしまったのか、
戦争に行く人がいなければあんなこと起きなかったはずなのにと、
とてもとても考えた記憶がずっと私の根底にある。

むの さんのように自分の記憶として戦争の恐ろしさを持つ人々が少なくなっていく。
私達はしっかりと受け継いでいかなくてはならない。


*むのさんの言葉は記事から、一部を省略、抜粋したものです。

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