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2008年3月19日 (水)

暴動なのか?チベットの抗議行動

Tibet

藤原新也氏の「全東洋街道」を手に入れて27年くらい。
汚れてるし、製本もくずれかかってる。
あの頃の私はタオとか曼荼羅とか、アジアの精神世界のの美に深くはまっていて、「全東洋街道」はその入口だった気がします。
この本を見て、インドは蓮の花の根っこだと思ったし、ヒマラヤの向こう側に広がるチベットは蓮の花そのものだと思って、いつかは行きたい場所の一つとなっていました。

自治区とは名ばかり。
オリンピックを好機に変革を望む声は当然のように思えます。
かつての砂が舞う道路は舗装され、
マニ車を回しながら片方の手では携帯で会話する。
観光客も来るし、インターネットもある。
漢民族が商売で潤う反面、チベット族の生活は向上しないし、
チベット文化の継承も危うくなっている。
なぜあんなにもダライ・ラマを敵視するのだろうか?

何より驚いたのは、帰国の途にあった日本人観光客への対応。
固く閉ざされた口元に圧力をかけていたのは、中国政府だった。
中国国内を出るまではなにも話すなと言われたらしい。
リベラルな世界では有り得ない...
(でも...そうも言えないかも。ここまであからさまではないにしても、国家権力って大なり小なりそういう側面がある気がする。)
銀座で優雅にお買い物をしている中国の人達を思うと、
すっごい矛盾を感じる中国政府の対応。
観光で訪れた国で、突然あやうい場面に遭遇して、逃げる様に帰国してきた人達はとっても怖かったと思います。

一党独裁というのはこういうことなんだと思った。
憲法って本当に大事ですね。

チベット関連の記事の下に、中国の人権活動家が逮捕された記事がありました。
彼はちょっと反体制的な事を書き、海外メディアの取材を受けただけで、「国家政権転覆扇動罪」の罪に問われています。

*アムネスティ日本と藤原新也さんのコメントについて、
ディベルティメントさんのブログに出ていました。
http://blog.goo.ne.jp/divertimento-k563/e/066d2226d117d6580c0e85a94d36f290

*私が持っている本はおっきな写真集のスタイルなのですが、
アマゾンで見たところ同じ物はありませんでした。

全東洋街道 下 (2) (集英社文庫 153B)Book全東洋街道 下 (2) (集英社文庫 153B)

著者:藤原 新也

販売元:集英社
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