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2007年10月

2007年10月30日 (火)

先生来なくてラッキー?

先日、娘のクラスで、
先生が授業時間になっても来ないという事がありました。
文化祭前で時間割の変更があり、
勘違いされていただけの事なのですが、問題は子ども達の対応。
「呼びに行かないと、、、」と、思いつつ、
「先生来なくてラッキー!」的な
クラスの空気に同調してしまった娘は、
結局は授業時間終了後、
同じ様に感じていた友人と連れ立って
職員室にさりげなく行ったらしい。
うちに帰ってからも、
「間違えた先生も良くないけど、
呼びに行かなかったうちらも悪い、、、」と後悔しきり。。。
たぶん同じ様に感じていた生徒は結構いたんだと思います。
だけど、言い出す勇気がない。
余計な事すんなよって、後から責められるかも。。。
まじめすぎると煙たがられるのは、昔から変わらない。

1時間授業がなかったことは、アンラッキーだ。
親からすると、授業料払ってるのに!って事になる。
子ども達には「損した」という意識はない。
イラクでもアフガニスタンでも、
アフリカや南米の貧しい地域でも、
いつも驚かされるのは子ども達の目の輝きだったりする。
小さな机に2人とか3人とかでも
学びたいという欲求にあふれていたりする。
彼らはより良い暮らしをするためには
学力が必要という事を知っているし、
学ぶところは学校以外にないから。
日本の子ども達はそこまで追いつめられてないし、
勉強は家でも塾でもできるし、学ぶ機会はいつも在るし、
安易に楽しめる物が他にも色々あるから、
ありがたみに欠けるのも仕方ないかもしれない。
そして私の様に年を経て、残り時間を意識するようになると、
もっと学んでおけばよかった、
学ぶってこんなに楽しいのに
どうしてもっと勉強しなかったんだろうと、
自分の子ども時代をちょっぴり後悔したりする。

子ども達の中に
学びたいという欲求が無くなってしまったわけではなく、
わくわくしないだけなんだと思う。
某TVの「世界一受けたい◯◯」とか、
「◯◯◯◯ダッシュ村」とかみたいにはいかないかもしれないけど、
授業の続きが楽しみになるような工夫も必要かもしれないですね。
そのためにも先生達をもっと自由にしてあげてほしい。
国旗や国歌や事務的な仕事からもう少し解放してあげて、
子どもと向き合う時間を持てる様にしてあげてください。
ヒューマンパワーにもっと予算をとってほしいな。

私は教育の専門家ではないし、良妻賢母でもない。
だけど、なんだか大事な事が抜けてる気がしてしかたない。
それは子どもの目線。
大人達の教育に関するやりとりを
子ども達はどう感じているんだろう。
いじめや学力をテーマに論じ合う番組を見てると、
娘の反応はとっても冷ややかだ。
「戦争したり動物を苦しめたりごまかしたりしてるから
子どもがおかしくなっちゃうんだ、わかってんの!?」
かっこいい人、すてきな人に子ども達は憧れる。
そういう人から目標を見いだすものです。
今かっこわるい大人が目立ち過ぎ。
だから金八先生は受ける。心意気がかっこいいから。
人は複雑。ほっとかれたいけど、たまにはかまわれたい。
うざいと言いながらも気にかけて欲しいものです。

とっても脱線してしまったけど、
今日言いたかったのは、娘のクラスの様子を聞いて、
子ども達にとって今問題なのは、学力じゃないって事。
そういう意味では、公共の電波に乗っかって罵倒し合ってる方々は
無邪気とも言えますが、子どもには滑稽に見えてるかもしれません。

Jimnet
イラクーバスラの小学校(JIM-NETのブログより)

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2007年10月27日 (土)

学ぶことはいのちの輝き!

沖縄基地問題を学ぶ高校生と先生のお話を聞いてきました。
つい最近、沖縄でフィールドワークをしてきた高校生達。
嘉手納基地周辺の住民の多くが、騒音や電波障害に悩まされ、
基地建設には反対の気持ちを持っているのに対し、
辺野古ではほとんどの住民が賛成の立場を取っていることに
衝撃を受けたようでした。
辺野古の住民には「ジュゴンは食べさせてくれない」と言われ、
反対運動をする人には「平和学習なんか役に立たない」と言われたそうです。(たぶん、学んでる間に基地ができてしまう。出来てからでは遅い。だからアクションだ!っていう意味だと思いますが、、、)
インターネットやテレビで情報を受け取っているだけでは知ることの出来ないインパクトです。
東京から見る沖縄、沖縄から見えてくる日本。
そのギャップを感じながら、多いにとまどいながら、
厳しい地元の暮らし、基地があることでうまれる恩恵、
受け入れを許容可能にしている構造などを感じ取って来た素直な言葉にとても好感が持てました。(このことは原発建設も同じですね。)
学びが生き生きとしている姿は本当にすてきです。
学力テストでは計れないんじゃないでしょうか。
あまり乗り気ではなかった娘は、学校の授業より面白かったと言い、
高校生になるのが楽しみ!と言っています。

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2007年10月26日 (金)

求めないーあたえる豊かさ

「求めない」という詩集がとても売れています。
私も新聞広告でその詩を見て、心にひっかかりました。
「足りる」ということ、忘れがちです。
幸せは心掛け次第ということなのかもしれません。
「アシュリー」という本があります。
ご存知の方も多いと思いますが、プロジェリア(早期老化症)という難病の女の子が書いた本です。
私はこの本を我が家のバイブルと呼んでいます。

ー小さいときからよくからかわれたし、
 いまもからかわれることはあるけど、
 そういうときは、
「あなたにも同じ血管があるのよ」って説明するの。
 それでもからかうようなら、もう放っておくの。
 それはわたしの問題じゃなくて、
 彼らの問題だから。ー

彼女の前向きさには胸をうたれます。
子どもにプレゼントするなら、これです!

Ashley

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2007年10月22日 (月)

NO MORE 原発!ー祝島の闘いをサポートしよう!

昨日柏崎刈羽原発でみつかった放射性物質を含んだ水漏れ。
原発が安全だなんて全く思えない。
この地震大国で稼働中の原発は50基以上。
それなのにまだ造られようとしている現状を
どう理解すればいいのでしょうか。
「DAYS JAPAN」9月号に取り上げられていた
山口県上関もその一つ。
建設予定地田ノ浦の向かいの祝島住民は、
25年も反対し続けています。
私の母の実家は山口、なのに私は今まで何も知らずに生きていた。
知らない、知らされないことの多さに打ちのめされます。
驚いたのは、今年6月広島高裁が昨年の山口地裁の判決を取り消し、祝島漁民全面敗訴の判決を出した事。
その内容はあきれかえるほど国策にすりよったものです。
建設予定地の海での操業する権利を認めず、原発にともなう温排水などによる損失を受忍する義務ありとしています。

周辺の8漁協はすでに中電と漁業補償契約を結んでいて、
祝島の反対漁民は孤立しています。
原発はあまりにもリスクの大きなエネルギー政策です。
出来てしまってからでは遅いのです。
山口県知事や中電への反対表明をみなさんにもお願いします。
STOP!上関原発 http://stop-kaminoseki.net/
原子力資料情報室 http://cnic.jp/
CNICでは、11月に河野太郎氏、田中康夫氏、
川田龍平氏を招いての原発トークセッションがあります。

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今って戦後?戦前?? あきらめる?あきらめない!

静かな住宅街に轟音が近づいてくる。
空を見上げるとヘリコプターが何機も隊列をなして飛んでいる。
その数ざっと20機以上。
2つのプロペラが付いた輸送機のようなもの、
攻撃機のようなものもある。
気づいたのは先週の水曜日でした。
それからほぼ毎日の様に我が家の上空を北西から南東方向へと飛んでいます。
自衛隊?の訓練?
なんだか不気味です。
海自の給油問題やら守屋前次官の接待疑惑。
軍需専門商社に、エンジンだけで総額一千億円の案件。
農家は米の下落で悲鳴をあげているし、
薬害肝炎の患者さん達は国に見捨てられたも同然。
あまりにも誠実さに欠ける政治、あまりにも多くの問題。
もう、うんざりって、あきらめのムードになりがちです。
でもこのままでは戦前になってしまう気がします。
戦争までいかないとしても、
経済格差が広がり、
みんな自分の暮らしと老後を守るのに精一杯で、
弱者や世間に関心を持つ余裕はなくなるのではと思います。
「もったいない」と同様によく使われる「しかたない」。
だけど、私達は納税者なんだから無力ではないはず。
小さな力をつなげて大きな波をつくりだしたい。
Little Power Project に共感して頂ける方、
情報を共有して下さる方、ぜひコメントしてください。

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2007年10月17日 (水)

マジックは愛!ーMr.マリックからのメッセージ

「学校へ行こう」というTV番組を子どもとよく見てます。
何かに夢中になってたり、ちょっと少数派の子ども達を取り上げたりしていて、バラエティなんだけどある意味教育番組だと思う。
この番組を見ていると、
みんなと同じじゃなくてもオッケーって思える気がします。
いじめることで笑いをとるようなお笑い番組は見たくないけど、
ここでの笑いには愛がある。
昨夜はMr.マリックが母校を訪問。みんなでスプーン曲げに挑戦。
マジックってすごいですよね。ほとんどの人を引きつけてしまう。
先生も生徒もスプーンに集中。
結果、半分くらいの人が曲げてしまった。
その時の驚きと感動に湧いた会場はすごくいい興奮状態だった。
単純にうれしくて、楽しくて、
心が躍る感じって見ていても伝わってくる。
今学校で何より大切にしてほしい感覚。
思えば、娘の小学校の運動会はそんな感じだった。
感動は簡単には消えない。人の心にはりついて離れない。
Mr.マリックの訪問はごく短い時間だったけど、
その出会いとメッセージは豊かな実りを連想させる。
「真剣に楽しんでやっていれば幸せな日が必ず来ます。」
持って生まれた才能とか、メリットがあるとかないとかじゃなくて、
何でも真剣に楽しんでやることがすてき。
すてきな積み重ねが自分へのサポートになるんだ!
いい年の私があらためて的を得たような感覚になっていました。
マジシャンって、ある意味ピースメーカーかも〜。

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2007年10月16日 (火)

イラクニュース from JIM-NET

NGOも活動しにくい状況が続くイラクの現地のニュースを伝えるサイトがオープンしました。
http://www.jim-net.net/cp-bin/blog/index.php

先日新聞で見ましたが、アメリカ軍だけでなくアメリカの民間の警備会社の現地での横暴さはかなりひどい。彼らに被害を受けた人達の数は公的にはカウントされないのでしょうか。
戦闘に巻き込まれた市民の犠牲に対して、「残念だ」の言葉だけでやりすごしてしまう軽さを、私達はみすごしてはいけないと思います。

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2007年10月10日 (水)

六ヶ所村ラプソディーin八ヶ岳

意外に知られていない六ヶ所村再処理施設の事。
放射能の恐ろしさを伝え続けている鎌仲ひとみ監督が
「六ヶ所村ラプソディー」を製作されたことの影響は大変大きいと思います。
Little Power でも上映会を考えているのですが、
集客と予算の確保に自信がなくて足踏み状態です。

こんな上映会ができたら〜と、うらやましい限りの上映会が
今度の金曜日にあります。
最近はツバルに行ったり、音楽活動に社会的発信がプラスされて、
増々すてきなUAさんが積極的参加の上映会。
彼女のミニコンサートもあり、鎌仲さんのトークももちろんあり。
高校生までは無料のようです。
詳細はhttp://www68.seesaa.net/article/57853126.html#more

たしかUAさんは八ヶ岳のあたりで暮らしておられるとか、、、
米作りもしたり、自然のなかでの子どもとの暮らしを楽しんでいる様子。
昔は超多忙だった夫が暇になったこの頃、
思い切って自然の豊かな場所へ!って、
ちらっと頭をよぎること度々。
されど肝心の娘は中学生で、しかも学校が大好き。
当分移動はできないので、思い切れる人にあこがれます。

もうひとつイベントのお知らせを。
「チェルノブイリの子どもたち」秋の救援活動報告会&ミニコンサート
10月14日(日)13:30〜15:45 at 北沢タウンホール スカイラウンジ
資料代¥500  主催チェルノブイリ子ども基金

コンサートはバンドゥーラ奏者のカーチャ・グジーさん。
彼女はバンドゥーラ奏者のナターシャ・グジーさんの妹さん。
二人ともチェルノブイリ原発事故の被爆者です。

私はナターシャさんは何度かお会いしていて、
演奏も歌声もすばらしくて、しかも美しい!
被爆なんて想像もつかない美しさです。
妹さんの演奏も期待できます。

それに最近はイラクやテロで、チェルノブイリを忘れがちです。
いまだに危険な状況は続いているし、
六ヶ所村やまだこれから作ろうとしている原発のことを考えるとき、
私達はチェルノブイリで起きた事を教訓にしなければと思います。

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2007年10月 6日 (土)

パレスチナ、イラク関連のイベント

度々の3連休、いろんなすごし方があると思いますが、
こんな「世界を知る」すごし方はいかがでしょうか?

パレスチナという国、私達にはなかなか見えてこない国。
米に守られたイスラエルとの終わりの見えない現実のなかで、
パレスチナはどうなっているんだろう?
町田で映画の上映会と講演会があります。10/8、月曜日です。

さらに10/13土曜日には千歳烏山で、
白血病と闘うイラクの子ども達の報告会があります。
報告をしてくださるのは、女性でありながら現地での支援活動を長く続けておられる西村陽子さんです。
私も一度お話させていただいたことがあるのですが、とてもきれいで落ち着いた雰囲気のすてきな方です。
JIM-NETの佐藤真紀さんからICBUW-NY会議の報告もあります。
残念ながら私は「オセロー」を見に行くので行けな〜い。あぁ残念。

詳しくはJIM-NETイベントカレンダーをごらんください。
http://www.jim-net.net/notice/calendar001.html

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2007年10月 2日 (火)

中田英寿さんーヨルダンより

「発信する子どもたち」が支援金を託しているのはJIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)です。
そのJIM-NETがサポートしている、ヨルダンで治療中のイラクの子どもたちを、あの中田英寿さんが訪問したそうです。
ちょうどJIM-NET事務局長の佐藤真紀さんもヨルダン滞在中の9月末。
中田氏は病院だけでなく、治療中の子どもの家を訪問し、現状を伝えています。
http://nakata.net/jp/hidesmail/hml292.htm
僅かですが「発信する子どもたち」が関わっているところへ、彼が行き、発信していることをとってもうれしく思いました。
佐藤氏はヨルダンからNYへ。http://blog.livedoor.jp/jim_net/
近々JIM-NETのHPにも中田氏のヨルダン訪問の記事が掲載されるようです。
http://www.jim-net.net/contents.html

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2007年10月 1日 (月)

Respect! 真実を伝える人々

ー「集団自決強制」削除ー沖縄11万人抗議ー9/30朝日新聞の一面です。
事実を歪めようとした事で、逆に真実が浸透していく力を感じます。

ミャンマーでの長井さんの死も、決して無駄にはならないし、させない。

真実を伝える人を力で封じ込めることを決して許してはならないと思います。
あらゆるメディアは、そのためにこそ存在すべきです。

被爆者も沖縄戦の生存者も、語る事だけでは救われない。
私達がしっかりと受け止め、「これから」に反映させなければ救われない。
教科書から削除しても、真実は削除することはできません。

私の娘は幸いにも小学校で沖縄を学ぶ機会がありました。
観光的修学旅行ではなく、6年生の1年間を通して学んだ集大成としての沖縄学習旅行は、戦争の恐ろしさだけでなく、教育の大切さ、真実を見極める事の大切さ、いのちの大切さを実感させてくれたと思います。
全国の小、中、高の教育に関わるみなさま、修学旅行の見直しをおすすめします。
日本がいつまでも戦後でいるためにも、一度は広島、長崎、沖縄を訪れてほしいと思います。

追記:長井さんはあらゆる弱者を伝えてきた方。 私もいつか行ってみたいと思っているタイのバーンロムサイを2000年に取材されています。名取美和さんがその時の事などを写真日記に書かれています。http://www.banromsai.jp/photodiary/imgboard.cgi
YouTubeではそのときの映像が見られます。
http://www.youtube.com
故長井健司氏によるタイ・エイズ孤児ドキュメンタリー
前編:http://www.youtube.com/watch?v=LPjWF6PtHrI
後編:http://www.youtube.com/watch?v=E1w0VG7UPn0

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